弟と思春期の頃辺りから合わなくくなっていった。
きっかけはちょっとした事だった。
昔は凄く仲が良かったんだ。一緒にゲームしたり馬鹿なことやったり。喧嘩だってちゃんとした

お互いが成長するにつれ少しずつ距離が出来ていった
少しずつ自分の人生を歩いていく、大人になっていく弟に自分の心がついて行けなかった

弟が中学生になった丁度その頃、自分は人生に挫折してしまっていた。自分とは反対に順調に人生を歩んでいる弟を見ていると自分が情けなくて悔しくて弟を遠ざけてしまった。
自分の不甲斐なさを弟にぶつける本当にダメな兄だと思う。

ただ自分の苦しみを弟に分かって欲しかった。今なら中学生の弟には分からなかったんだと分かる。ただ当時は、分かってくれない弟に何でわかってくれないんだと壁をつくってしまった。そこから溝が埋められないまま深まってしまった。

もうまともに会話が出来なくなってから7年経つ

ずっと昔のようにまた話がしたかった。今までのことも色々謝りたかった。分かっているのに色々な感情が邪魔して出来ない自分を何度も責めた

言葉には到底直せない長く暗い7年だった

でも、もう終わらせようと思う。

最近弟と仲が直りつつある。
これからは弟と全力で向き合うたもに、もう弟から逃げ無いために弟と仲直りをするために。
その決意のためにこの文章を書いた

きょうだい関係に悩んでいる人が、こんな人間も居たんだなと思えて、これが少しでも心の支えになれたなら、何か力になれたなら嬉しい